作りました.公共交通の運行情報ポータルサイト.
今回のコロナでも,主宰する「災害時公共交通情報提供研究会」が再始動です.(この研究会が何者か?は,またお話しします)
今回の新型コロナウイルスも,見方によっては「交通災害」.
都市間の高速バスや,都市内の路線バスが減少し始めるタイミングで,「広島県バス協会」のWebページの一部をお借りし,「公共交通情報提供サイト」を制作しました.
中国新聞(2020/05/02)「運休や減便相次ぐ公共交通情報をサイトに 呉高専教授が作成支援」
このページの作成には,2年前の西日本豪雨での経験が非常に活きています.この時にも同様のページを制作しました.
具体的にどのような経験が活きたのか?
ポイントは以下になります.
1)できるだけ公的な機関にWebページを置くことor名前があること:信頼性の意味で.
2)関係者の連絡体制を整える:バスダイヤを変更するタイミングでは,全事業者と広島県,23市町の交通担当,バス協会,運輸局などのメンバーにメールで連絡が行きます.
3)情報を更新できる人間が複数いる:メンテナンスが大変.誰かが変更できるように.レンタルサーバー等が有効
4)せっかくなので,全ての交通手段を網羅:MaaSとか言っている時代に,縦割りはないでしょう.
1)を意識した結果,Yahoo! の新型コロナ関連情報から,リンクが設定されるようになりました.
また,いざとなったらこうページを作ろう,というのは,3月上旬には関係者で決めていました.なので比較的早く動けた!